本の読み方:概要
本と言っても種類がたくさんある。
本の読み方について触れる前に、簡単に分類をしよう。
- 趣味の本
- 資格試験・スキル系の本
- 自己啓発の本(この言い方はあまり好きではないが…)
- スキル系の本
簡単に説明する。
「趣味の本(小説やレシピ本等)」はもう、個人の好きに読めばいいし、誰かがどうこう言うべきでもないと思うので、スルーする。「マンガってどう読むの?」なんて疑問に思う人はいないはずだ。
「資格試験の本」は、TOEIC、簿記、社内昇進試験、中小企業診断士、等々である。
目的が「試験の合格」、「試験範囲の体系的な理解」なので、読み方が特殊である。
「スキル系の本」は、「対象範囲の体系的な理解」という意味で資格試験系の本と似ている部分があると思っている。例えば、プログラミング、SEO、パワポ、エクセル、(趣味でなく仕事としての)ネイル、化粧なんかもそうである。
「自己啓発系の本」は、その…、正直この言い方は意識が高いようであまり好きではないが、一番分かりやすいのでこう呼称する。本業、副業、人間関係、経営、思考、お金の勉強や資格系も含む。「現状をより良くしたい」、かつ、「全てを読む必要がない」本である。
今回のメインポイントであり、最もとっつきづらいとされている分野である。
ちなみに、以下の書籍は一旦、今回の話から除外する。筆者がいたらごめんなさい。
「他人を操作する 闇の心理学50選」とか言う、コンビニで売られていそうなもの。
「ダメ人間と言われた俺が1年で年商50億円の~」とか言う、セミナー誘導を目的とした中身が薄い本。